仕事ができる上司ってカッコいいですよね。
でも世の中には上司の顔色だけをうかがって、実力もないのに課長になってしまう人も少なくないですね。
そんな方はどうやって実力をつけて良いか分からないという方は多いのではないでしょうか。
そんなときに読んだ一つの本
『「数字に強い課長」になるための仕事のコツ』の内容が素晴らしかったですね。
この本を読むことによって、仕事に数字を使うことの良さが分かるようになりました。
この記事では『「数字に強い課長」になるための仕事のコツ』で気になった個所を紹介していきます。
それでは見ていきましょう。
『「数字に強い課長」になるための仕事のコツ』の概要
「数字スキル」をトレーニングする専門コンサルタントで「数字に強くさせる」ことには日本で社員研修をしているという深沢真太郎さん。
そんな深沢真太郎さんが、算数というビジネス思考を元に、課長としての仕事を劇的に変える数字に強い課長になるための知識についてを本にしたものです。
『「数字に強い課長」になるための仕事のコツ』で良かった7つのフレーズを紹介
私が特に気になったフレーズを7つ紹介します。
限られた資源の中で、得られる利益を最大化する方法を考える
限られた資源の中で、得られる利益を最大化する方法を考えるのが課長さんのお仕事です。
ないものねだりが多い世の中で、限られた持っているものでやり抜くということが大きいですよね。
課長だけではなく、人生にも使える考えだと思いました。
「成功体験をさせてくれた」人についていく
人は、「成功体験した人」についていくのではなく、「成功体験をさせてくれた」人についていくのです。
これは深い言葉ですね。
たしかに他人の自慢を聞くより、成長させてくれる人についていきたいとおもいますね。
先に細かいことをやると、二度手間になる可能性がある
先に細かいことをやると、二度手間になる可能性があるから。 どうせ最後のタイミングで微調整をすることになるのだから。
最初に量を重ねて、質を高めていくのに似てますね。
細かいものを先にすると時間もかかりますし、最後に調整していくのが良さそうです。
まずは極端に考えてみる
まずは極端に考えてみる
↓
理想との誤差がおそらく生じる
↓
その誤差はどうすれば埋められるかを考える
↓
その手法が、その問題を解決する最短距離になる
これは目からうろこでした。
両極端に考えることはやっていなかったので、2つ考えていきたいですね。
最悪のケースにならないシナリオを数字で描け
数字を使えない「赤字課長」になってはいけない。
最悪のケースにならないシナリオを数字で描け。
最悪を考える。
よく言われいるものですね。数字を使って考えるのがポイントのようです。
勝負所で勝ちたいなら、戦いは数字を使って合理的に
「投票算」は多数決の勝敗ラインを
数字で捉える手法。勝負所で勝ちたいなら、
戦いは数字を使って合理的に。
目標もそうですが、勝負には数字を使って考えることが大切ですよね。
すべてに勝つのではないということは何にでも重要な考え方かなと思いました。
苦しいときこそ、「裏を返せば」を口ぐせにしよう。
サイコロのように、何事も「表」と「裏」がある。
苦しいときこそ、「裏を返せば」を口ぐせにしよう。
苦しいときはマイナスに考えがちですが、裏を返せばとプラスに考えることが大切だと。
思考にもつながる部分ですね。
やってみたい具体的な行動
- 細かいことは後回し
まずは時間をかけずに速度を上げます。 - 両極端で考える
バイアスもなくなるので、良さそう。 - 勝負所で勝つために数字を使う
ギリギリでも勝負に勝つためにやる。
まとめ:課長でもそうじゃなくても数字を使おう!
課長はもちろん、それ以外の方でも数字は使うべきですね。
もちろん課長が使うと、説得力もありますし、上司や部下からも信頼される。
難しい数学ではなく算数で考えれる簡単なものばかりです。
実際の本の中身には実例も載っていてわかりやすいので、ぜひいろんな人におススメです。
ぜひ読んでみてくださいね。