「帰りたいのに帰れない」、「仲間の目が気になって帰れない」という方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
私も数年前までは、周りの目を気にして、定時でも帰ることができませんでした。
固定残業だったので、お金のためというわけではなく、ほかのだれか1人でも帰らないと私も帰れないという謎の縛りをかけていましたね。
定時に帰れなかった私ですが、今では仕事が残っていないときは定時にすぐ帰ることができています。
なぜ、私が定時に帰れるようになったのか。
それは大きく2つのことを意識したからです。
- 仕事は余力を持たせる
- 定時に帰ることに慣れる
この2つをすることで、今帰りたいけど帰れない人でも、簡単に定時に帰れる意識をすることができるようになります。
・どうすれば定時に帰れるのか分からない
・仕事が時間内に終わらない
そんな方にこの記事はおすすめとなっております。
それでは、具体的に説明していきたいと思います。
仕事は余力を持たせる
私も、社会人になって数年は、定時で仕事を終えても中々帰れなかったりしました。
やっぱり周りの目が気になるんですよね。。。
それでも帰りたいってときは、あたかも病院があったりなど、帰りたい雰囲気を醸し出したり・・・今思うと、なんでそんなことしてたんだろって感じですが、気にしちゃうんですよね。
たしかに一定数「ムッ」っと思う人はいるかもしれませんが、大事なのは自分の時間なんですよね。
ちなみに残業代は出ていません。俗にいうみなし残業というやつですね。
なので時間だけが失われるという、最悪な状態だったんです。
完了日時はバッファを持たせる
結論から申し上げると、自分のキャパMAXの作業はしない。
ただこれだけですね。
仕事というのは思った以上に時間がかかることが多々あります。
1人で部屋に閉じこもってればそうではないのでしょうが、近くの人に質問されたり、電話対応だったり、予期せぬ事態は起きてしまうんですよね。
なので、100%では考えず、85~90%くらいで余力を持たせた方が良いと気づきました。
そうすれば、定時で終わることが多いでしょう。
完璧になったら、最後1時間くらい余ることもあると思うのですが、後片付けや準備などするべきことはありますからね。
完了日時を聞かれたときは、想定にバッファを持たせて報告する。
かなり重要なことだと思います。
作業時間を記録する
バッファを持たせるためには、作業がどのくらいで終わるかを把握しなければなりません。
そのため、作業を実施するときは大まかで良いので、完了までにかかった時間をメモしておきましょう。その際、予測と実績の時間を見比べて、予実管理することで、はじめての作業でも何となくの予想がつくようになります。
定時に帰ることに慣れる
事前に帰る理由を作る
「帰りづらいな・・・」と思っている会社では、作業が終わっていても、定時ダッシュが厳しいなと感じる方も多いと思います。
そのとき、私が使った定時に帰るための方法は「大事な人を待たせている戦法」です。
定時5分前くらいから以下のように思うだけです。
「今日はこれから自分にとって大切な人に会いに行く。だから定時ですぐに向かわなければならない」
なんで残ってしまうのかというと、自分で残る言い訳をしてるんですね。
「別に用事はないし」「帰っても残っても一緒だ」といった感じに。
しかし、大事な人を待たせてると考えると、一目散に向かいたいですよね?
この方法を使うと定時に速攻で帰ることができます。
定時ダッシュを習慣にする
定時ダッシュに慣れると、定時付近になると、考えなくても体が勝手に動きます。
もちろん絶対定時ダッシュするべきだ!というわけではなく、急ぎの仕事はやるしかないです。それでも、"帰れるけど帰れない状態"を打破するには、帰ることに慣れるしかないのです。
習慣とは怖いもので、気づいたら自分のものになっているんですよね。
歯磨きなんかまさにそれで、意識しないで磨いてたりしますよね。
定時ダッシュも気づいたらできるように、体に染みつかせることが大事なんです。
無駄な残業をしないための具体的な行動
- 定時で帰ると評価が下がる。そんな職場は辞めましょう
評価は時間ではないです。 - 仕事のキャパは余裕を持たせましょう
ギリギリで作業をして、苦しむのは自分です。 - 定時になったら"自分の時間"という有限なものを大切にしましょう
貴重な時間を無駄な時間にしないようにしましょう。
まとめ
実際にこんなことで変わるのか?
そう思うこともあるかもしれません。
しかし、実際に私はこの方法で帰れるマインドになれたのです。
基本は習慣です。帰ることに慣れれば、他人の目なんて気にしなくなります。
いかに自分の時間を大切にするか。
そのことを考えましょう。
やりたいことは、いっぱいあると思います。
無駄な時間を排除するのに、できることは試していくべきです。
みなさんも、その日その日を定時ダッシュできることを考えていってみてください。